H.265 対応 ネットワークカメラ
5つのコア・テクノロジー
H.265 対応 ネットワークカメラとは?
IoTでさまざまなモノに繋がっていく時代において、監視システムの役割も「映像を撮る、記録する、見る」から「映像を含むさまざまなデータから知りたい情報を抽出し、積極的に活用」へ変化しさらなる映像監視の効率化とデータ活用が進んでいます。
H.265 対応ネットワークカメラはより高画質な映像データからお客様が必要な情報をカメラ自身が検知・抽出するセンシングデバイスと情報を統合解析し活用につなげるアナリティクスを、トータルで提供します。
ネットワークカメラは、自動シーン認識技術による識別しやすい映像取得や、データ圧出を実現。また、脅威を増しているサイバー攻撃などのセキュリティリスクへの対策として、End-to-End(入口から出口まで)でのデータセキュリティに本格対応しました。
5つのコア・テクノロジー
究めた高画質
インテリジェントオート(iA)機能
カメラ自らが「移動物体」・「移動速度」・「顔※」・「光量(昼・夜・ヘッドライト)」を自動検知し、最適な証拠画像を得るためにリアルタイムでカメラの画質を自動最適化します。移動する人や車の輪郭、ヘッドライトに照らされて光っているナンバープレートの識別に有利になる調整を自動で行い、設定が難しかったダイナミックに変化する監視シーンに対応しています。
※一部の品番はインテリジェントオート(iA)機能のうち顔自動検知機能はありません。
ズーム揺れ補正
ジャイロでは検出できない細かな揺れを画像ベクトル検出の併用で高精度に補正します。高倍率時の揺れ補正に有効です。
※下記の写真は機能説明のためのイメージです。
広角ではほとんど気にならない揺れも40倍までズームすると監視に耐えないほど大きな揺れとして見えてしまう
ジャイロのみでの補正の場合、大きな揺れは取り除かれますが、40倍までズームすると細かい揺れが目立つように
ズーム倍率が高くなっても細かい揺れを補正可能(40倍ズーム時にジャイロの10倍の検出分解能)
赤外線照明(IR LED)
赤外線照明(IR LED)搭載カメラは、真っ暗な場所(照度0ルクス環境下)でもモニタリングが可能
主に屋外カメラに搭載している赤外線照明を使用すると、照度0ルクス環境下でも視認性を改善。赤外線照明が近くの対象物を照らすと、照度を自動的に調整してハイライトと白飛びを補正、必要な場所の視認性を改善して表示させることができます。
カラーナイトビジョン
i-PRO社独自のパラメータ最適化により、従来は照度が不足して白黒で撮影していたような暗い環境でも、カラー撮影が可能です。
夜間の屋外駐車場や街灯の少ない場所、公園などでも対象を識別しやすくなりました。
全ての H.265 対応ネットワークカメラに標準搭載しています。
i-PRO スーパーダイナミック
明るい、暗い等照度差のある場所も鮮明に再現
照度差のある場所に設置した場合でも、影となる暗い場所を明るく、直射日光の当たるような場所は明る過ぎで白飛びしないように明るさを抑え、最適な映像を提供します。
アドバンスド親水コーティング
i-PRO社独自の親水コーティング技術により、降雨時における高い視認性と防汚性を実現
透明なカバーの部分の表面に特殊なコーティングを採用し、水滴が付着しにくくしています。従来の親水コーティングと比較し、膜強度が向上したためハンドリング性やメンテナンス性が格段に向上しました。
視認性向上
防汚性向上
雨天 IR LED照射時
※親水コート処理(なし/あり)の撮影画像イメージです。
究めた高圧縮
i-PRO社独自のスマートコーディング技術※1※2を搭載したH.265エンジンを使用し、低ビットレート高画質ストリームを実現
従来のH.264圧縮方式に加えてH.265圧縮方式での動作を可能にし、スマートコーディング技術※1※2と組み合わせて、i-PRO社従来モデル(H.264 対応)に比べ、データ量を最大50%※3削減できます。
※1:領域毎に画質を変えたり、リフレッシュ間隔およびフレームレートを最適化することにより大幅に帯域削減する技術。
※2:レコーダーのスマートコーディング(フレームレート指定)対応
WJ-NX400K(Ver.2.00以降)
WJ-NX300シリーズ(Ver.1.00以降)
WJ-NX200シリーズ(Ver.1.11以降)
WJ-NX100シリーズ(Ver.1.00以降)
※3:圧縮効果は録画条件や撮影環境により異なります。
顔検出とオートVIQS機能の連携で顔周辺部の解像度を保ちデータを圧縮
顔スマートコーディングは、カメラで顔を検知し顏および動きのあるエリアは画質を維持、その他のエリアは高圧縮にしてデータ量を削減する技術です。この機能により顔や動きのあるエリアの必要な部分の解像度は落とさずに、データ量を削減することが可能です。
究めたデータセキュリティ
End-to-End セキュアコミュニケーション
IoT/M2M化が進む中、大きな課題となる「ハッキング」「データ漏えい」「データ改ざん」「なりすまし」などのサイバー問題対策としてSSL通信、データ暗号通信に対応。
H.265 対応ネットワークカメラ、レコーダーに標準搭載することでEnd to End(入口から出口まで)で暗号化通信が可能となりシステムトータルで高いセキュア性を確保しました。
世界的シェアを誇るGlobalSignの電子証明書を搭載することにより高度なセキュア性が求められる市場に対応します。
データ暗号 : End-to-Endで映像データを保護
高性能暗号モジュールで映像生成部(カメラ)で暗号化。データが漏えいしてもプライバシーを保護できます。
究めた高信頼
TURBO-RAIDTM 高速復旧を実現
WJ-NX400K、WJ-NX300に実装されているTURBO-RAIDTMはハードウェアによるRAID1(ミラーリング)/ RAID5 / RAID6 機能を搭載し、ハードディスクの万が一の故障時にも記録映像の消失を防止します。
また、ハードディスクが故障した際でも従来の1/30の時間※で復旧が可能となり、記録映像の消失リスク、故障時の復旧時間の両面でRAID運用を強力にサポートします。
※i-PRO社実測による比較に基づく。すべての条件で1/30になることを保証するものではありません。
※生産完了品:WJ-ND400K、WJ-NV300シリーズ
耐重塩害仕様
ISO14993※準拠の耐重塩害仕様
外装を耐重塩害仕様とすることで腐食しにくくしています。さらに外装に露出する、金属部を締め合わせるねじに耐食処理ねじを採用し、腐食によるねじの固着をしにくくしています。(腐食に対し、万全ではありません。)
※ISO14993 : 塩水噴霧、乾燥、湿潤を繰り返すことで耐食性を評価する試験規格
フェイルオーバー機能※1(レコーダー冗長化)
WJ-NX400Kにおいて、待機中のレコーダーを別途準備しておき、運用中のレコーダーに異常が発生した場合、待機中のレコーダーに切り替えて録画を継続※2することが可能。
※1 : キー管理システムで解除キーの取得が必要です。(無償)
※2 : 異常を検知してから運用を切り替えるまで、最長で約5分間かかり、この間は録画されません。
究めたデータ解析
FacePRO(顔認証サーバーソフトウェア)
FacePRO(WV-ASF950)はi-PRO社製の指定ネットワークカメラとの連携によるディープラーニング顔認証システムです。
マスクやサングラスによる部分隠匿や斜め顔・経年変化などの顔認証を実現しています。
- 顔認証アラーム機能
- 登録顔/未登録顔検知機能
- 顔検索機能
水平±45°
サングラス
マスク
KazooL (カズール)
屋内対応9メガピクセル、5メガピクセル全方位カメラを使った人数カウント機能に特化した機能拡張ソフトウェアです。
- Uターンなど出入口特有の現象に対しアルゴリズム開発を行い計測精度を向上
- [専用]集計・グラフ簡易表示アプリケーションソフトで最大96台の全方位カメラの人数カウント結果を自動取得・集計・出力が可能
- 出入口専用に特化した人数カウント簡単設定ツール(ブラウザレス設定)による設定簡易化で「短時間設定」と「高精度人数カウント」を実現
※当製品には制約があります。ご購入ご検討の際は販売店、またはパナソニック コネクトの営業担当にご相談ください。
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