オールインワンLEDディスプレイ

ADシリーズは、ディスプレイパネル、電源ボックス、コントロールボックス、設置金具など必要な機器がセットになったオールインワンタイプ。
複数のディスプレイの組み合わせによる目地（継ぎ目）がないので、文字や映像を隠すことなく表示します。明るい部屋でも見やすい 輝度700cd/m²で、会議中に照明を暗くする必要がありません。手元資料もはっきり読み取れるため、会議やプレゼンテーションを快適に運営できます。

リモコンで簡単操作

業務用ディスプレイ同様、付属のリモコンで設定や操作が簡単に行えます。離れた場所からでも電源のオン・オフや入力切替などの操作ができ、直感的な操作が可能です。

LEDディスプレイはRGBの3原色LED素子で構成され、広い色域が特長です。被写体の質感や立体感をリアルに表現するため、様々な業種での使用に最適です。
さらに液晶ディスプレイやスマートフォンの色域で制作されたコンテンツを忠実に表現するためにカラーマネジメント設定を搭載しているので色域変換が可能。用途に合わせてコンテンツの魅力を最大限に見せる映像を表示します。

一般的なLEDディスプレイは、ディスプレイとは別にコントローラなどのシステム機器を個別に 準備する必要があります。
オールインワンLEDディスプレイは、必要機器がパッケージされているため、映像の再生機と接続すればすぐに映像を映し出すことが可能です。

パナソニック独自のAPL（平均輝度レベルAverage Picture Level）による電力制御を採用しています。表示する映像に適した輝度制御を行い、視認性の確保と省エネ運用を両立します。
さらに照度センサーにより設置した部屋の明るさに応じてLEDディスプレイの輝度を変化させることで消費電力を抑えます。

ADシリーズは24時間/日の連続運転が可能で、インフォメーションボードや監視室に安心してお使いいただけます。 画面のピクセルを一定間隔で移動させ、焼き付きを防止する機能を搭載しました。

湿度センサー機能（ウォームアップ動作）

LEDディスプレイは湿度が高い環境で輝度100%で起動すると不灯などの故障が発生しやすくなります。ADシリーズは、起動時の際、輝度を徐々に上げていき、自発熱によりLEDパネル内の湿度を徐々に下げる制御を行い、LED素子への負荷を低減させます。

ディスプレイ前面からLEDモジュールの取り外しが可能です。
万一のパネルトラブル時もフロントアクセスでモジュール交換や修理が行え、ダウンタイムを最小限に抑えます。 修理・メンテナンスが前面からできるため、バックヤードに余裕がない場所にも設置可能です。

キャビネットの強度を維持しながら薄型・軽量化を実現しました。エレベーターに載せて搬入しやすい梱包形態です。ADシリーズはあらかじめ工場で組み立て・調整したセミアセンブリ品として出荷するため、モジュール間の隙間や色ズレを抑え、施工時間を短縮します。