配送計画システムWeb2.0
概要
長年の経験頼りになりがちな配送計画を、トラックの実走行速度データを用いた独自アルゴリズムの配車エンジンで自動化します。行先の制約条件を遵守し、オーダー変更にも柔軟に対応、誰でも簡単に配送ルートを自動作成することができます。特に日々の行先が変わる配送現場に最適です。
制約条件を遵守しつつ誰でも高水準な自動配車が可能
ルートの障壁などを地図に書き込める直感的な操作性
最適化された配車とルートによる輸送費カット
SaaSにより常に最新システムを利用可能
現場課題の解決プロセスを、動画でご確認ください!
車両、乗務員、配送先等のマスターデータと日々のオーダーデータから、即座に最適化された配送ルートを直感的なUI/UXにてご確認いただけます。
フォームよりお問い合わせいただいた方には、訪問/Webでのご案内も可能です。
下記お問い合わせボタンよりお気軽にお問い合わせください。
物流業界における課題
EC市場の拡大により、取り扱う荷物量が急増している物流業界。消費者ニーズも多様化しており、業界全体で対応が複雑化するなか、倉庫・運送・配達の各現場がそれぞれに課題を抱えています。対策を講じなければ、この先輸送能力が不足することも懸念されています。
人手不足
ドライバーの高齢化に加え、低賃金、長時間労働といったイメージから若手の労働力が集まりにくい
物流コストの上昇
世界的なエネルギー価格の高騰や、人手不足に起因する人件費の高騰などが物流コストを押し上げている
荷物の増加
他頻度小口化が進行し、配送件数が増加傾向にある一方で、1件あたりの貨物量は減少している
法規制対応
トラックドライバーの時間外労働時間の上限規制や、物流効率化法など、法規制への対応が避けられない
配送計画システムWeb2.0が解決します
パナソニックグループの一員である光英システムが開発する「配送計画システムWeb2.0」は、 独自の配車エンジンと日々の走行データを活用する事により、さまざまな制約条件を加味した上での「配車の自動化」を実現。まるでベテラン配車マンが作成しているかのような配送計画の作成支援をします。 この様に最適化された配車計画は、輸送コストを削減、サステナブルなサプライチェーンを実現します。
全国を走行中のトラック実績値からリアルタイムに計画を調整
独自のプローブデータを反映し、現実的な配車計画を立案します。弊社のデジタコを搭載している全国のトラックから速度情報を取得、統計処理をし、一定のエリアごとに時間帯別の走行可能速度をデータベース化しました。正確な到着予測が可能になり、荷待ち時間の削減やトラブル対応に貢献します。
独自の配車エンジンと全国の実走行速度データから最適な配送ルートを自動作成
行先の時間指定、車両指定、オーダー情報など、様々な制約条件を遵守した上で、最適な配送ルートを自動作成します。DB化しづらい「障壁(バリア)」や担当エリアの登録は、地図へ直接書き込むことができます。
サステナブルサプライチェーンの実現
本システムと連携している運行管理システムを利用すると、PDCAサイクルを活用した改善活動が可能になります。お客様毎に個別にトラック移動距離・時間・滞在時間の実績値を集積、統計処理を行い、これを配車計画システムにフィードバックする事で、より高精度な配送計画を立案する事が可能となります。
光英システムについて
本システムを開発する光英システムは、1986年の創業以来、一般物流を始め各業界のトラック輸配送における配送計画システム、運行管理システム、これらのシステムと連動する車載機器の開発、運用支援、保守を手掛けています。 輸配送管理システムから車載端末機器まで自社で開発・運営することで、一貫したソリューションを提供出来る強みがあります。 現在はパナソニックグループの一員として、日本企業のSCM変革に向け、パナソニックの各ソリューションと結合したより柔軟な物流ソリューションを提供しています。光英システムの詳細についてはhttps://www.kouei.co.jp/をご覧ください。
ご利用の流れ
はじめに各種マスターデータを登録、その後配送条件を設定したら、日々のオーダーデータを取り込み、ワンクリックで自動配車を実行。配車結果を確認し、必要に応じて手動修正を行います。コースが確定したら配車表や配送指示書を出力、ドライバーに配送指示を出します。
事前準備
初回情報として車両や乗務員、 届け先を入力。手動または自動連携で日々の情報をアップロード
配車
独自の走行データと 独自アリゴリズム配車エンジンによって 最適なコースを立案
結果確認
配車ルートを地図上で確認。配送順序などを手動で調整が可能
配送指示
出力された指示書をドライバーや輸送会社へ共有
サポート体制
コールセンターによる24時間365日体制でのお問い合わせ対応のほか、SE によるシステム導入・運用サポート、サービスエンジニアによるシステム障害対応、クラウドセンターによるシステムアップデートなど、導入から運用に至るまでお客様をトータルに支援します。
なお、導入を検討される場合、お客様の現行データでトライアルを行い、評価結果をもって導入を決定いただくことも可能です。